ICOや草コインの時代は終わり!?
こんばんは。今回の記事は、草コインの今後について語りたいと思います。
去年の暮れから、今年にかけて流行りましたが、結論から述べると私はもう厳しいと思います。まぁずっとこのブログでも言っていますけどね。
今年に入っての仮想通貨のチャートは二段階の下落以外はほぼ横ばいです。今年になって投資を始めた方にとっては非常に歯がゆい展開が続いていると思います。横ばいの期間というのは力を溜めている時なので、いつか羽ばたくとは思いますが。
BTCやBCHのチャートの形を見るに、そろそろ爆発してもいい頃なんですけどね。
さて、そんな中で草コインです。去年は仮想通貨という名前を冠していれば何でも上昇したので、100倍を夢見て時価総額の安いコインを購入するのに意義がありました。
しかし、もう何十倍、何百倍のフェーズは終了していると思います。人気のあった草コインであるXPは90%下落していますし、むしろ価値が0に近付く方が早いと思いますね。
ICOも、同じですね。詐欺的なものが多く、実際プロダクトを開発していたり、実用化に向けて努力しているものは残念ながら少ないでしょう。ほとんどは、ICOと名乗ればお金が集まるからICOに参加しているだけに過ぎません。
中身がないものが上がるというのは、去年で終わりだと感じます。ixtのように実用化に向けてのビジョンが見えているのであれば話は別ですが。
まぁ市場の盛り上がりと一緒に草コインも多少は上がると思いますが、何十倍とかではなく数倍程度だと思いますね。それでも、株式に比べればすさまじい値なんですけどね。
(株式は年利5%で上等、10%で凄い、という感じですから)
とりあえず、ずっと言ってますが、中身のあるコイン以外は淘汰される流れは進んでいくと思います。
今までが異常すぎたんですね。草コインは中身がなんであれ、ホワイトペーパーの内容が実現するかどうかはさておき買われていた、ってのがおかしいんです。
人間に例えてみましょう。経歴も、性格も見ずに、ただ自己PRがちゃんとしていれば面接で採用されるようなものですから。
恋愛に例えれば、売れないバンドマンやお笑い芸人が「将来は絶対成功するから」と息巻いてるようなものです。本人の資質や努力とは関係無しに、その言葉を信じて女の子が恋をするのと同様です。
異常ですよね。そう、草コインやICOは市場に恋をしているのと同様です。あばたもえくぼなんて言いますが、恋に溺れている、つまり欲に流されて周りが見えなくなっていてうつつを抜かしているだけです。
今年の暴落や仮想通貨流出騒動、各国の規制なんかで大衆も幻想から覚めた頃です。そろそろ、実需があるかどうかのターンに移るはず。
短期トレードならまだしも、長期でよく分からないコインを握るのはやめておいた方が無難です。ギャンブルとわかってやる分には、否定はしないですが。
私は、ETH、BTC、BCH、XRPを保有しておくのがベストだと思います。90%はその中の通貨で構成しておいて、10%で遊びましょう。草コインも実用化に向けて実際に動いているもの、また開発陣の名前を検索してみて信用できるものにしておきましょう。
あと、NEOやNEMも前述の4通貨に次いでおすすめです。多少4通貨よりはリスクがありますが。NEMはいくら何でも2018/02/25現在40円台は低すぎますからね。流出はコインチェックの遺漏であり、NEMの問題ではありません。今の低いうちに確保しておくのはありでしょうね。